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AGA

ミノキシジルの効果といつから実感できるかを解説!外用薬だけでは効果ない?

2023.12.052024.08.01

当記事ではミノキシジルの効果と効果が出るまでの目安になる治療期間、外用薬だけでは効果ないのかやミノキシジルタブレット(内服薬)が危険な理由を詳しく解説!
ミノキシジルの効果による副作用や初期脱毛、フィナステリドとの併用効果についても説明し、ミノキシジルが効かない人の特徴や途中でやめるとどうなるのかもまとめました。
ミノキシジルの購入先や女性のミノキシジル効果はいつから出るのかについても紹介しているので、参考にどうぞ。

目次

ミノキシジルの効果!外用薬と内服薬はどっちが効果的か違いを解説

ミノキシジルは血圧を下げる薬として開発され、体毛の増加が見られたことから発毛のために使用されるようになったAGA治療薬です。

ミノキシジルには外用薬(塗り薬)と内服薬(飲み薬)があり、効き目などに違いがみられるため、使用の際はそれぞれの効果や特徴を理解しておきましょう。

ミノキシジル外用薬と内服薬の効果と違いについて

まずは、ミノキシジル外用薬と内服薬に共通する効果・作用について確認してみましょう。

ミノキシジル外用薬と内服薬に共通する作用
・毛乳頭細胞の増殖作用(毛髪の成長を促す細胞が活性化される)
・毛母細胞のアポトーシス(=プログラムされた細胞死)抑制作用
・血管拡張作用・毛組織の血流改善作用
ミノキシジル外用薬と内服薬に共通する効果

ミノキシジルは外用薬・内服薬ともに血管拡張作用があり、血流を改善することによって発毛を促進する効果が期待できます。
また、毛乳頭細胞の増殖・活性化作用や細胞死を抑制する作用もあるため、成長が休止している毛髪を成長期に導き、成長期が短縮されるのを抑える効果も見込めます。

毛髪の成長期は通常2〜6年程度ですが、短縮された場合は数ヶ月〜1年ほどになるため細くて短い毛が多くなります。先に説明したミノキシジルの効果が発揮されると、毛髪が生え変わるサイクルが正常に戻るため、太くて長い毛が再び増加することも期待できるでしょう。


ミノキシジル外用薬と内服薬の違い

2つのミノキシジルに共通する効果を確認したあとは、外用薬と内服薬の違いについてポイントを確認してみましょう。

ミノキシジル外用薬のポイント
・薬剤を塗布した部分から成分が浸透
・塗布した部分の細胞を刺激し効果を発揮
・濃度が高いほどミノキシジルが多く配合されている
ミノキシジル内服薬のポイント
・ミノキシジルの成分が体内を循環して全身に運ばれる
・毛髪以外(眉毛やひげなど)の毛量も変化する場合がある
・外用薬よりも効果が強く重篤な副作用も起こりやすい

上記で挙げたように、ミノキシジル外用薬と内服薬は効果が発揮される部分や、成分を体内に取り入れる方法が異なります。また、ミノキシジル内服薬は血液によって成分が体内を循環するため、効果や副作用が強く出やすくなっています。


ミノキシジル外用薬と内服薬はどっちが効果的か

ミノキシジル内服薬のポイントでも触れていますが、外用薬よりも内服薬のほうが作用や効果が強力です。そのため、ミノキシジル外用薬よりも内服薬のほうが効果的であると考えられるかもしれません。

ただし、ミノキシジルの効果は濃度や配合量・体質・併用薬などによっても実感しやすさが変わり、外用薬でも目に見える効果を実感できることができるため、内服薬と外用薬のどっちが効果的なのか断定するのは難しいです

以上のことを踏まえるとミノキシジルを効果的に使用したい場合は、個人の体質・希望などを考慮した上で種類や成分量を選ぶことが大切になります

適切なミノキシジルの種類や成分量を知りたい方は、AGA治療が行えるクリニックの受診を検討するのも方法の一つです。クリニックでは様々な成分量のミノキシジルを扱っており、診察を通して患者に適切な種類や成分量を判断してくれるため、内服薬と外用薬のどっちが自分にとって効果的か気になる場合はカウンセリング等で相談してみてください。

>>ミノキシジルの処方が可能なクリニックが気になる方はこちらをチェック!

ミノキシジルの効果は濃度や配合量で変わる?

医薬品は一般的に成分の含有量が多いほど効果が強くなるため、ミノキシジルの効果も濃度や配合量によって変わると言えます
しかし、高濃度の外用薬や配合量が多い内服薬は効果が強いだけではなく、副作用や健康被害が起こりやすいなどのデメリットも考えられるため、ミノキシジルを使用する際は徐々に濃度や配合量を調節するといいでしょう。

なお、高濃度のミノキシジル外用薬やミノキシジル内服薬は医師の処方が必要になるため、ミノキシジルを使ってAGA治療を行いたい場合は自分に合ったものを選びやすいクリニックを確認してみてください。

ミノキシジル外用薬だけの効果とフィナステリドとの併用効果

ミノキシジル外用薬は日本皮膚科学会の「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版」で推奨度A(強く勧めるべき治療法)に認定されており、AGA治療における効果が認められています。

AGA治療では治療薬を併用することも多いですが、ミノキシジル外用薬だけ使用した場合はどのような効果が期待できるのでしょうか。


ミノキシジル外用薬だけの効果

ミノキシジル外用薬には薬剤を塗った部分の毛母細胞を刺激し、発毛を促す効果があります。そのため、外用薬だけを使用した場合は、塗布部分の発毛や毛量の改善が期待できるでしょう。

ただし、ミノキシジル外用薬よりも内服薬のほうが効果が強いことや、薄毛の進行を抑制する効果は見込めないことを考えると、人によってはミノキシジル外用薬だけでは効果ないと感じることもあるかもしれません。
その場合は、ミノキシジル外用薬の使用に加えて、フィナステリドなどのAGA治療薬や効果が強いミノキシジル内服薬を用いることも検討するといいでしょう。

ミノキシジルとフィナステリドの併用効果については後ほど詳しく解説するので、気になる方は確認してみてください。


ミノキシジルとフィナステリドの併用効果

フィナステリドもミノキシジル外用薬と同様に、日本皮膚科学会のガイドラインで推奨度Aに認定されているAGA治療薬です。フィナステリドとミノキシジルは作用が異なるためAGA治療における効果にも違いがあり、併用するとAGAの改善をより実感することができます。

ミノキシジルとフィナステリドの作用・効果の違いについて以下にまとめたので、確認してみましょう。


ミノキシジルとフィナステリドの作用・効果の違い
フィナステリド ミノキシジル
作用 男性ホルモンを生成する5αリダクターゼⅡ型を阻害 血管拡張、血流改善、毛母細胞の刺激・増殖促進
効果 薄毛の進行抑制、毛量の維持、ヘアサイクルを整える 発毛の促進、休止期の毛髪の成長を促す

フィナステリドと先発薬のプロペシアは主に薄毛の進行を抑制するために用いられるAGA治療薬で、毛量の維持やヘアサイクルを元に戻す効果が期待できます。

そのため、ミノキシジルとフィナステリドなどのAGA治療薬を併用すると、ミノキシジルによって発毛を促進しつつ、フィナステリドで抜け毛の抑制が行えるでしょう。

また、薄毛を抑制するAGA治療薬にはデュタステリドと先発薬のザガーロなどもあり、ミノキシジルと併用した場合フィナステリドと同様の効果が見込めます。
AGA治療薬を行う際には薄毛を抑制する治療薬1種類と発毛を促すミノキシジルを併用することが多いため、自分の症状に応じて併用を検討するといいでしょう。

ミノキシジルの副作用と確率・禁止事項を紹介

ここでは、ミノキシジルの副作用や確率、使用する際の禁止事項について紹介しています。
治療薬の効果だけでなく、副作用を把握しておくことは大切なのでチェックしておきましょう。


ミノキシジルの副作用と確率

ミノキシジルなどの医薬品には主作用と副作用があり、望まれた効果を発揮するだけではなく体に様々な影響を与えることがあります。

ミノキシジルは外用薬か内服薬かによって出やすい副作用も異なるため、症状と確率を確認してみてみましょう。


ミノキシジル外用薬の副作用と確率
ミノキシジル外用薬で起こる副作用の症状
皮膚 頭皮の発疹、発赤、そう痒感、皮膚炎、刺激感、紅斑、かゆみ、ふけ、かぶれ
循環器 胸痛、心拍が速くなる
代謝系 体重増加、むくみ
精神神経系 めまい、頭痛
ミノキシジル外用薬の副作用が起きる確率

【副作用発現率】8.82%(調査数3,072件のうち副作用発現件数は378件)

【症状別の副作用発現率】

塗布部分や全身に現れる障害(胸痛等含む)…6.25%(192件報告)

皮膚および皮下組織障害…2.28%(70件報告)

神経系…0.55%(17件報告)

心臓障害…0.23%(7件報告)
※平成21年2月23日〜平成25年2月22日に実施されたモニター店による調査から算出。

ミノキシジル外用薬の副作用には、皮膚に現れる症状・血管拡張作用によって起こる循環器系の症状・代謝系の症状・精神神経系の症状などがあります。

そのうち、ミノキシジル外用薬の副作用として特に起こりやすいものは、塗布部分に現れる症状と皮膚に現れる症状です。
頻発の塗布部分に現れる症状は薬剤を塗る際の刺激などが原因になることもあるため、使用する際は添付文書や医師の説明通りに使うように心がけましょう。


ミノキシジル内服薬の副作用と確率
ミノキシジル内服薬で起こる副作用の症状
循環器 皮膚の紅潮、発赤、足または下肢の腫れ、手足や顔の痺れ・疼き、発疹、痒み、体毛増加(全身)
代謝系 体重増加、むくみ
精神神経系 めまい、頭痛
その他の症状 乳房の痛み・圧痛、吐き気
ミノキシジル内服薬の副作用が起きる確率

ミノキシジル内服薬にはAGA治療における臨床試験のデータがないため、副作用が起こる確率の詳細については不明です。

しかし、ミノキシジルが含まれる降圧剤による副作用の症例を参考にすると、多毛症や心拍の変化・頻脈などがよく起こる症状として挙げられます。

ミノキシジル内服薬の副作用にも外用薬と共通する症状がありますが、内服薬は血管拡張作用が比較的強いため、心拍の変化や多毛症が外用薬よりも起こりやすくなっています

なお、ミノキシジルを使用したことによって副作用が現れた場合は、医療機関を受診して適切に対応することが重要です。ミノキシジル内服薬は外用薬よりも比較的副作用が起こりやすいため、使用の際は特に注意しましょう。


ミノキシジルの禁止事項

ミノキシジルには使用上の禁止事項や注意事項があり、これらを守らないと効果を実感できなくなる場合や健康へ悪影響を及ぼす可能性があります。

こちらではミノキシジルの使用禁忌・使用注意・併用禁忌薬についてまとめているので、参考にしてください。

ミノキシジルの使用禁忌
  • ミノキシジルによってアレルギーを起こしたことがある人
  • 未成年者(臨床試験で安全性が立証されていない)
  • 妊娠しているまたはその可能性がある人
  • AGA以外の脱毛症を発症している人

ミノキシジルの使用が禁止されている人は、上記に挙げた通りです。
また、ミノキシジル外用薬には男性用と女性用があり、男性用のミノキシジル外用薬の場合は女性も使用禁忌に該当するので注意しましょう。

ミノキシジルの使用注意
  • 循環器系(心臓・肺・血管など)の疾患・既往歴がある人
  • 高血圧または低血圧の人
  • 腎臓などに障害がある人

ミノキシジルの使用を注意すべき人は、外用薬・内服薬問わず上記に挙げた通りになります。ミノキシジルには血管拡張作用があるため、循環器・血圧などに疾患や異常がある場合は主治医に相談してから使用すべきか判断しましょう

ミノキシジルの併用禁忌薬など
  • ED治療薬
  • イブプロフェン
  • イミグラン
  • 酒類・アルコール

ミノキシジルの併用禁忌薬等は上記に挙げた通りですが、これらは内服薬を服用する際の併用禁忌となります。ミノキシジル内服薬と同様に血管拡張作用がある治療薬や成分が該当するため、ミノキシジル内服薬を服用する際は気をつけましょう。

なお、ミノキシジル外用薬と併用を避けるべき治療薬は、他の育毛剤や頭皮に使用する外用薬が該当します。頭皮に使用する他の外用薬を併用するとミノキシジルの吸収が妨げられるため、複数の育毛剤を使用することその他の外用薬と同時に使用することは避けるようにしましょう。

ミノキシジル外用薬の副作用で初期脱毛は起こる?

初期脱毛はAGA治療開始後に髪が生え変わる周期(ヘアサイクル)が正常化することによって起こる脱毛症状で、細くて短い毛髪が新しく生えた毛髪によって押し出されることが原因であるとされています。

ミノキシジルはフィナステリドやデュタステリドなどのAGA治療薬と違って発毛を促す効果があるため、初期脱毛が起こりやすいと言われています。そのため、ミノキシジル外用薬でも初期脱毛は起こると言えるでしょう。

また、ミノキシジルを使用し始めてから初期脱毛が起こる時期の目安は、早い人で10日、多くは2週間〜8週間とされており、その後1ヶ月ほどで症状に改善がみられます

初期脱毛の症状は一時的なものであるため、過度に心配せず、むしろ治療の効果がしっかり現れているくらいの気持ちでいるといいでしょう。
しかし、長期間症状が続く場合は初期脱毛以外の脱毛症が起きている可能性もあるため、クリニックを受診して医師の判断を仰ぐようにしてください。

初期脱毛の起こりやすさ

ミノキシジル>フィナステリド・デュタステリド

ほかのAGA治療薬よりもミノキシジルは初期脱毛が起こりやすいため、外用薬で初期脱毛が起こる可能性は十分にある

ミノキシジル内服(ミノキシジルタブレット)は危険?

ミノキシジルがもともと血圧を下げる薬として開発されたことについては、記事の冒頭で簡単に触れましたが、実はミノキシジル内服薬は日本だけではなく海外でもAGA治療薬としては承認されていません
ミノキシジルタブレットは降圧剤として使用する場合も、ほかの降圧剤で効果が出なかった際の最終選択薬として用いられるため、効果が強い・重篤な副作用が起こりやすいなどの理由で内服は危険だと言われることがあります。


ミノキシジル内服薬の使用はやっぱり危険?

しかし、ミノキシジル内服薬は未承認医薬品ながら発毛の効果も見込めるため、AGA治療が行えるクリニックで処方を受けることが可能な薬です。
AGAクリニックでミノキシジル内服薬を処方する際には、未承認医薬品であることを説明した上で副作用が起きた際の対処法についても指導を行います

さらに、AGA治療を目的にミノキシジル内服薬を使用する場合は降圧剤として用いられるときよりも低用量で処方されるため、降圧剤としての効果や重篤な副作用が現れる確率が比較的抑えられています。

本来の用途を考えるとミノキシジル内服薬の発毛効果はあくまで副次的なものになりますが、外用薬が発毛剤として承認されていることも踏まえると、発毛目的で使用されるのも頷けるでしょう。

ミノキシジル内服薬の危険性はゼロではないので、自分の判断も大切!

上記で説明した通り、ミノキシジル内服薬は発毛の効果も見込めるもののAGA治療薬としては未承認です。

さらに、日本皮膚科学会のガイドラインでも、AGA治療におけるミノキシジル内服薬の推奨度はA~Dのうち推奨度が低いDに分類されています

ミノキシジル内服薬のAGA治療における推奨度が低いことや、降圧剤として使用する際も慎重に投与しなければならないことを踏まえると、危険性はゼロではないでしょう。

ただし、フィナステリドやデュタステリドなどAGAの進行を抑制する治療薬だけで効果が見られなかった場合や、発毛の効果をより実感したい場合など、患者の希望や症状に合わせて医師の指導のもと、ミノキシジル内服薬の使用が検討されることがあります

このように、ミノキシジル内服薬の危険性は完全に否定できないものの状況に応じて処方されることもあるため、内服薬が気になる方はリスクを踏まえた上で使用するか決めるといいでしょう

コラム:ミノキシジルの降圧剤・発毛治療薬の用量の違い

ここではミノキシジルが有効成分として含まれている降圧剤「ロニテン」(ミノキシジル内服薬の先発薬)と国内のAGA治療が行えるクリニックで処方されるミノキシジル内服薬の用量の違いについて紹介します。

降圧剤「ロニテン」の用量
・1日あたり5㎎~40㎎
・最大推奨用量は1日あたり100㎎
・個人に合わせて用量を調整

国内のクリニックで処方されるミノキシジル内服薬の用量
・降圧剤ほど多い量を処方しない
・クリニックによって処方可能な用量が異なる
※記事内で紹介しているクリニックでは内服薬1㎎~10㎎の取り扱いあり

このように、AGA治療のために処方されるミノキシジル内服薬は降圧剤よりも低用量で処方されます。医薬品は用量によって効果の強さや副作用が起こる確率も変わるため、ミノキシジル内服薬のリスクを抑えつつ効果的に使用したい場合は、クリニックで受けた指示を守るようにしましょう。

ミノキシジルの効果はいつから実感できる?治療期間について

ミノキシジルの効果が期待できるのはいつからになるのか目安を紹介します。ミノキシジルを途中でやめるとどうなるのかについてもこちらで解説しているので、気になる方は確認してみてください。

ミノキシジルの効果が出るまでの治療期間の目安

ミノキシジルは血流を改善することによって毛乳頭細胞などを活性化し、休止期の毛髪に発毛を促すことで乱れたヘアサイクルを整える効果が見込めます。

ミノキシジルの発毛効果が出るまでの期間は、このヘアサイクルに左右されるため、人によって治療期間は異なりますが、早い人は3〜4ヶ月ほどで効果を実感できると言われています。早めに効果が現れなくても適切な用法・用量で使用すれば通常は半年程度で効果を見込めるので、半年〜1年くらいは様子をみるといいでしょう。

また、ミノキシジルだけではなくフィナステリドなど、ほかのAGA治療薬でも半年程度の治療期間が目安になるため、AGA治療の効果を実感できるまで時間がかかることに留意しておきましょう。

ミノキシジルの効果が出るまでの目安
早い人 3〜4ヶ月ほど使うと効果を実感できる
通常の目安 半年程度
AGA治療はどの治療薬を使っても時間がかかるので効果が出るまで様子をみる

なお、ミノキシジルの効果が出ない原因や対処法については後ほど解説しているので、ミノキシジルを一定期間使っても効果がなくて不安な方は確認してみてください。

ミノキシジルをやめるとどうなるのかを解説

AGA治療はどの治療薬を使用する場合でも、効果を実感するまで半年程度の治療期間が目安となります。しかし、時間や費用がかかることから途中でやめたい、やめるタイミングがわからないと考える人も多いです。

ではミノキシジルをやめるとどうなるのかというと、使用を中断することによって休止期の毛髪が成長期に入るように促される働きが弱まり、太くて長い状態に改善されていた毛質が治療開始前の細くて弱々しい状態に戻ると考えられます。

さらに、AGAは進行型の脱毛症と言われていることから、治療薬をやめることによって薄毛が再び進行する可能性もあるため、毛量を維持したい・改善したいと考えている方は自己判断で中断するべきではありません。それでもミノキシジルの使用をやめたい場合は、医師にプランや用量の変更ができないか相談してみるといいでしょう。

コラム:ミノキシジルの使用はいつまで続ければいい?

ミノキシジルを途中でやめると再び薄毛の症状が悪化すると説明しましたが、ずっと続けなければいけないのか気になる方もいると思います。

一般的にAGA治療薬の使用をやめるタイミングは、薄毛の状態が気にならなくなったときだとされています。

例えば、まだ20代・30代なのに毛髪が薄くて気になる、営業や接客で人前に出ることが多くて薄毛が気になるなどの状況ではAGA治療を安易に中断しないほうがいいですが、年齢を重ねて薄毛が気にならなくなった場合はやめても構わないでしょう。

なお、治療薬の中断後に副作用が現れることもあるため、薄毛が気にならなくなってミノキシジルをやめる場合でも、自己判断で中断せずに医師の判断を仰ぐようにしてください。

ミノキシジルは効果ない?半年から1年使って効果なしの原因

ミノキシジルの効果を実感できるまでにかかる治療期間の目安は半年ほどですが、人によっては半年から1年使ってもあまり効果が実感できないことがあります。
そこで、ミノキシジルを一定期間使用しても効果がないと感じる原因について解説するので、参考にしてください。

ミノキシジルは効果ないと感じる原因
決まった用法や用量を守っていない

医薬品の用法や用量は、使用した際に副作用が発症するのをなるべく抑えつつ効果が最大限発揮されやすいように決められています。
そのため、ミノキシジルの濃度が低いからといって決まった用量を超えて使用したり、配合量が少ない内服薬を多めに飲んだりしても強い効果を得られるわけではありません
むしろ、強い効果を期待してたくさん使ったのに効果がない、発毛をあまり実感できないのに副作用が強く出るという事態になりかねないので注意しましょう。


ミノキシジルの濃度や成分量が自分に合っていない

ミノキシジルの効果を実感しやすい濃度や成分量は個人の症状・体質などによって左右されるため、濃度や成分量が自分に合っていないミノキシジルを使い続けていると効果がないと感じやすくなります。


有効成分が不明な未承認医薬品・偽造薬を使用している

ミノキシジルなどのAGA治療薬は個人輸入代行サイトでも購入することができますが、含まれている有効成分が不明な医薬品や偽造薬が販売されている可能性があります。
そのような医薬品は本来期待できる効果が発揮されないこともあるため、ミノキシジルを使用したい場合は個人輸入での入手はおすすめできません。


AGA治療薬を併用していない

ミノキシジルには毛髪の成長や発毛を促す効果が期待できますが、あまり実感できない場合は成長した毛髪の維持ができていない可能性もあります。フィナステリドやデュタステリドなどの薄毛を抑制する治療薬には毛髪の状態を維持する効果も期待できるため、ミノキシジルの効果がないと感じるときは治療薬を併用していないことも原因の一つになるでしょう。

ミノキシジルが効かない人の特徴と効果ない場合の対処法を解説

先ほどミノキシジルが効果ない原因について紹介しましたが、ここでは効かない人の特徴や効果がなかったときの対処法について紹介します。
ミノキシジルが効かない人の特徴に当てはまっていても適切に対処すればAGA治療の効果が見込める場合があるため、実行できそうな方法はないか確認してみてください。

ミノキシジルが効かない人の特徴

ミノキシジルが効かない人の特徴を3つ取り上げます。ミノキシジルが効いているのか不安な方は、特徴に当てはまっていないか確認してみてください。

ミノキシジルが効かない人の特徴①薄毛・脱毛が著しく進行している

AGAは進行性の脱毛症ですが、症状の進行にはいくつかの段階があります。生え際が以前と比べてかなり後退し頭頂部も薄くなっている・後退した生え際と薄くなった頭頂部が繋がって見えるなどの特徴がある場合は、ミノキシジルが効きづらい段階までAGAが進行している可能性があるため、自分の症状を確認してみましょう。

ミノキシジルが効かない人の特徴②AGA以外の脱毛症を発症している

ミノキシジルには発毛を促して薄毛を改善する効果がありますが、効果の対象はAGAが原因と考えられる薄毛・脱毛症となるため、AGA以外の脱毛症の場合は効果を発揮できません

急激に毛が抜ける・円を描くように毛髪が抜けている・ふけやかゆみを伴うなどの特徴がみられる薄毛はAGA以外の脱毛症である可能性が高いため、ミノキシジルでは効果を実感できない可能性があります。

ミノキシジルが効かない人の特徴③毛根の細胞が死滅している

頭部に縫合手術が必要になるほどのケガや火傷を負ったことがある場合、毛根の細胞(毛母細胞)が死滅していることがあります

ミノキシジルの毛母細胞を活性化させる作用も発毛に関係しているため、毛母細胞が死滅しているとミノキシジルの効果を実感することができません。


ミノキシジルが効果ない場合の対処法

次に、ミノキシジルが効果ない場合の対処法を紹介します。効かない人の特徴や効果のない原因に心当たりがあった場合は、こちらの対処法を試してみましょう。

ほかのAGA治療薬と併用する

ミノキシジルの効果がないと感じる場合は、薄毛を抑制する治療薬と併用することによって毛量の変化や症状の改善を実感しやすくなる可能性があります。


投薬治療以外のAGA治療法も検討する

ミノキシジルの効果が実感しづらい段階までAGAが進行している場合は、注入治療や自毛植毛など投薬治療以外の治療法によって症状の改善を実感できる場合があります。
これらの治療法に対応しているクリニックは限られているので、気になる方は事前に確認しておきましょう。


ミノキシジルの濃度や成分量を変更する

ミノキシジルの効果をあまり実感できない場合は濃度や種類を変えると、効果が見込めるようになる可能性があります。なお、成分量が多いと副作用も起こりやすくなるため、症状や体質に合わせて医師に処方してもらうといいでしょう。


正しい用法で使用しているか確認する

ミノキシジルの用法は効果を発揮しやすいように決められているので、外用薬の塗りすぎや内服薬の飲みすぎは避けて正しい用法・用量を守って使用すると、効果をきちんと実感しやすくなります。


生活習慣などを見直す

ミノキシジルには血管拡張作用によって血流を改善する効果がありますが、生活習慣を見直すことでも血流の改善が期待できます。そのため、ミノキシジルの使用と併せて生活習慣や食生活を見直すと、より発毛の効果が期待できるでしょう。

ミノキシジルの購入方法!内服薬・外用薬は市販されてる?

ミノキシジルの購入方法が気になる方に向けて、内服薬と外用薬は市販されているのか解説します。また、クリニックのミノキシジル処方価格と濃度・成分量もまとめたので、確認してみてください。

市販のミノキシジルはAmazon・楽天でも買える?

ミノキシジルは5%までの外用薬であれば市販されており、ドラッグストアはもちろん、製薬会社の公式サイトやAmazon・楽天市場などで通販することも可能です。

市販のミノキシジル外用薬は第1類医薬品に分類されているため、購入の際には薬剤師の確認が必要になります。また、通販の場合は問診票に回答し、記入内容に問題がなければ購入が可能です。

一方、ミノキシジル内服薬は国内未承認薬のため、市販はされておらず国内製造品の流通もありません。内服薬を用いて治療を行いたい方は、個人輸入代行サイトで購入するかAGA治療が行えるクリニックを受診して医師の処方を受ける必要があります。

クリニックで購入できるのは、海外から輸入したミノキシジル内服薬になりますが、医師の指導のもと適切な用法・用量で治療を行えるため、副作用などが起こった場合でも速やかに対応しやすいでしょう。購入を検討している方は、後ほど紹介する料金プランをぜひチェックしてみてください。

ミノキシジルの市販について

ミノキシジル外用薬
5%までなら市販品を購入可能!問診票の記入や薬剤師の確認が必要になるため注意

ミノキシジル内服薬
国内未承認薬のため市販品や国内製造品の流通なし、購入の際はクリニックを受診!

※ミノキシジルは個人輸入代行サイトでも購入ができるものの、偽造薬の販売や健康被害などのリスク・デメリットがあるので要注意
参考:医薬品等を海外から購入しようとされる方へ |厚生労働省

ミノキシジル内服薬や外用薬を購入できるAGA治療クリニック5選

AGA治療が行えるクリニックでは、ミノキシジル内服薬や濃度が高いミノキシジル外用薬の処方を受けることが可能です。
ここでは、各クリニックでの処方価格や取り扱っているミノキシジルの濃度や成分量を紹介するので、確認してみてください。

CLINIC FOR (クリニックフォア)

ミノキシジルの種類や濃度・成分量をチェック!
外用薬の処方 内服薬の処方 外用薬の濃度 内服薬の成分量
12% 2.5㎎/5㎎
クリニックフォアのミノキシジル処方プラン
発毛ライトプラン
(フィナステリド+ミノキシジル内服合剤)
オンライン定期:9,163円/月

12ヶ月定期配送(キャンペーン価格):22,212円(1ヶ月あたり1,851円)※1

通常1ヶ月分:10,780円
ミノキシジル外用薬(12%) オンライン定期:10,285円/月

通常1ヶ月分:12,100円
ミノキシジル内服薬(2.5㎎) オンライン定期:6,919円/月

通常1ヶ月分:8,140円
※1 12ヶ月定期配送を決済ページでクーポンコード「AGA2024C」を入力した時のひと月当たりの価格

クリニックフォアは初診からオンライン診療に対応しており、予約枠が空いていれば当日に受診することも可能なので、自分の都合に合わせてAGA治療を始めることができます。

クリニックフォアでは、フィナステリド0.01%を含むミノキシジル外用薬12%やミノキシジル内服薬など、市販されていない治療薬の処方を受けることが可能です。

発毛ライトプラン・発毛基本プラン・発毛最強プランではフィナステリド・ミノキシジル含有薬を購入でき、プランによってはサプリメントやミノキシジル外用薬12%もセット内容に含まれています。
また、発毛ライトプランを12ヶ月定期配送で契約する場合、クーポンコードを適用すると6ヶ月分の治療薬代が無料になるキャンペーンも開催されているので、月々のAGA治療費用を抑えたいという方はチェックしてみてください。


クリニックフォアの概要
AGA治療法 投薬治療
ミノキシジル以外のAGA治療薬 フィナステリド、デュタステリド、ザガーロ
治療薬以外の費用 診察料:無料(処方がない場合は診察料1,650円)
治療薬の配送料:550円
支払い方法 クレジットカード、デビットカード、代金引換、GMO後払い、Amazon Pay
割引特典・キャンペーンなど ・12ヶ月プラン6ヶ月分無料
・まとめ買い割引
・全額返金保証
オンライン診療 初診から対応
公式サイト https://www.clinicfor.life/

DMMオンラインクリニック

ミノキシジルの種類や濃度・成分量をチェック!
外用薬の処方 内服薬の処方 外用薬の濃度 内服薬の成分量
15% 2.5㎎/5㎎/10㎎
DMMオンラインクリニックのミノキシジル処方プラン
発毛ライトプラン(フィナステリド1mg+ミノキシジル内服5mg) オンライン定期
1ヶ月:8,800円
3ヶ月:26,180円
12ヶ月:44,660円(キャンペーン適用で1ヶ月あたり1,861円※1)

単月(1ヶ月分):9,900円
ミノキシジル外用薬(15%) オンライン定期
1ヶ月:10,560円
3ヶ月:31,350円
6ヶ月:60,500円

単月(1ヶ月分):11,880円
ミノキシジル内服薬(2.5㎎) オンライン定期
1ヶ月:2,970円
3ヶ月:8,690円
6ヶ月:16,720円

単月(1ヶ月分):3,300円
ミノキシジル内服薬(5㎎) オンライン定期
1ヶ月:5,390円
3ヶ月:15,950円
6ヶ月:30,690円

単月(1ヶ月分):6,050円
※1 12ヶ月プラン契約でクーポンコード「docaga」を入力した時の価格

DMMオンラインクリニックはオンライン診療でAGA治療薬の処方を行っており、フィナステリドなどAGAの進行を抑える薬やミノキシジルを取り扱っています。

DMMオンラインクリニックではミノキシジル外用薬15%が購入可能で、市販で購入できるものよりも高濃度のミノキシジル外用薬の処方に対応しています。
ミノキシジル内服薬は2.5㎎・5㎎・10㎎など3種類の成分量が用意されているので、自分の体質に合ったものを見つけやすいでしょう。

また、DMMオンラインクリニックの定期配送(らくらく定期便)では通常より割安な価格で治療薬を購入でき、ミノキシジル内服薬とフィナステリドがセット処方されるプランを12ヶ月定期で契約すると月々1,000円台でAGA治療を継続できるので、なるべく費用を抑えたい方はチェックしてみてください。


DMMオンラインクリニックの概要
ミノキシジル以外のAGA治療薬 フィナステリド、デュタステリド
治療薬以外の費用 診察料:無料
治療薬の送料:550円
支払い方法 クレジットカード、DMMポイント
割引特典・キャンペーンなど ・12ヶ月定期で治療薬6ヶ月分無料
オンライン診療 初診から対応
公式サイト https://clinic.dmm.com/

イースト駅前クリニック

ミノキシジルの種類や濃度・成分量をチェック!
外用薬の処方 内服薬の処方 外用薬の濃度 内服薬の成分量
5% 5㎎
イースト駅前クリニックのミノキシジル処方プラン
ミノキシジル外用薬(5%) 初回1ヶ月:1,980円
1ヶ月:5,500円
3ヶ月:15,620円
6ヶ月:29,700円
ミノキシジル内服薬(5㎎) 1ヶ月:8,250円
3ヶ月:23,430円
6ヶ月:44,550円

イースト駅前クリニックは、AGA治療薬やED治療薬の処方を受けることができる男性専用のクリニックで、ミノキシジルはもちろんフィナステリドなど各種AGA治療薬も取り扱っています。

イースト駅前クリニックではミノキシジルだけ購入することも可能ですが、フィナステリドとミノキシジル内服薬・外用薬を併用しやすいAGA治療薬セットプランも用意されているので、治療薬の併用を検討している方は確認してみるといいでしょう。

単剤の処方でも通常より割安な価格で治療薬を購入できるまとめ買い割引があるので、イースト駅前クリニックでは治療薬を併用したい・費用を抑えたいなど自分の希望に合わせてプランを選ぶことができます。

イースト駅前クリニックではミノキシジル外用薬には初回価格も設けられているので、まずは外用薬だけ試してみたいという方でも費用を抑えてAGA治療を始めることが可能です。なるべく費用を抑えてミノキシジルを購入したい方はぜひチェックしてみてください。


イースト駅前クリニックの概要
AGA治療法 投薬治療
ミノキシジル以外のAGA治療薬 フィナステリド、プロペシア、デュタステリド、ザガーロ
治療薬以外の費用 診察料:無料(処方がない場合は3,300円)
送料:1,100円
支払い方法 現金、クレジットカード
割引特典・キャンペーンなど ・初回価格
・まとめ買い割引
・のりかえ割
オンライン診療 初診から対応
公式サイト https://www.eastcl.com/

AGAスキンクリニック

ミノキシジルの種類や濃度・成分量をチェック!
外用薬の処方 内服薬の処方 外用薬の濃度 内服薬の成分量

(オリジナル治療薬)
5%/6.5% 2.5㎎
AGAスキンクリニックのミノキシジル処方プラン
オリジナル治療薬「RebirthタブレットA」
(ミノキシジル内服薬)
6ヶ月未満:11,000円/月
6ヶ月以上:8,800円/月
12ヶ月以上:7,700円/月※1
オリジナル外用薬「Rebirthリキッド」
(ミノキシジル外用薬6.5%)
6ヶ月未満:22,000円/月
6ヶ月以上:17,600円/月
12ヶ月以上:15,400円/月※1
ミノキシジル外用薬5%「FCIリキッド」 6,800円
※1 12ヶ月コースを契約した場合の料金

AGAスキンクリニックでは投薬治療のほかにも、注入治療や自毛植毛などの治療法に対応しており、注入治療の薬剤にはミノキシジルが配合されたものもあります

AGAスキンクリニックのオリジナル治療薬にはミノキシジル2.5㎎が配合された内服薬や濃度6.5%のミノキシジル外用薬があり、ほかの治療薬と併用することも可能です。
また、ミノキシジル5%外用薬の取り扱いもあるため、自分に適した濃度の外用薬を用いて治療を行うことができます。

AGAスキンクリニックでは、豊富な治療プランや治療薬の中から自分の症状に合わせて適切なものを提案してもらえるため、ミノキシジルが適してるのかわからない方でも相談しやすくなっています。気になる方はぜひ無料カウンセリングの受診を検討してみてください。


AGAスキンクリニックの概要
ミノキシジル以外のAGA治療薬 フィナステリド、プロペシア、ザガーロ、オリジナル治療薬
治療薬以外の費用 診察・カウンセリング料:無料
血液検査料:無料
マイクロスコープ診断:無料
支払い方法 現金、クレジットカード、コード決済(PayPay・LINEPay)、メディカルクレジット
割引特典・キャンペーンなど ・初月料金割引
・発毛実感モニター
・交通費補助制度
・全額返金制度 など
オンライン診療 クリニックに確認
公式サイト https://www.agaskin.net/

Dクリニック

ミノキシジルの種類や濃度・成分量をチェック!
外用薬の処方 内服薬の処方 外用薬の濃度 内服薬の成分量

(オリジナル治療薬)
6%/10%/14% 1㎎/2㎎/4㎎/8㎎
Dクリニックのミノキシジル処方プラン
パーソナル発毛治療
(ミノキシジル内服薬+ミノキシジル外用薬+フィナステリドまたはデュタステリド+サプリメント)
14,300円~33,000円

Dクリニックではフィナステリドやプロペシアなどの単剤処方を受けられるほか、一人ひとりの症状や体質に合わせて複数のオリジナル治療薬を処方するアドバンスト発毛プランで治療を行うことも可能です。

Dクリニックで処方可能なミノキシジルは濃度や成分量が数種類用意されており、外用薬の濃度は6%・10%・14%の3種類、内服薬の成分量は1㎎・2㎎・4㎎・8㎎の4種類から患者に合ったものを提案してもらえます。

なお、ミノキシジルは単剤処方に対応しておらず、アドバンスト発毛プランで内服薬や外用薬の処方を受けることが可能です。アドバンスト発毛プランでは診察や処方だけではなく、体調面のアドバイスや副作用サポートを受けることも可能なので、気になる方は確認してみてください。


Dクリニックの概要
ミノキシジル以外のAGA治療薬 フィナステリド、プロペシア、オリジナル治療薬
治療薬以外の費用 診察・血圧測定・マイクロスコープ・頭部撮影:3,300円
血液検査:5,500円
カウンセリング:無料
支払い方法 現金、クレジットカード
割引特典・キャンペーンなど ・初回割引価格
オンライン診療 初診から対応
公式サイト https://www.d-clinicgroup.jp/clinic/

ミノキシジルの効果は女性にもある?副作用や購入方法についても解説

ミノキシジルは濃度や成分量に気をつければ女性も使用できるAGA治療薬で、女性向けミノキシジル外用薬も市販もされています。ミノキシジル外用薬1%は日本皮膚科学会のガイドラインで推奨度Aに認定されており、女性の薄毛改善に効果的な治療薬です。

ここでは、女性がミノキシジルを使用した際の効果・副作用と薄毛治療が行えるクリニックの処方価格を詳しく紹介するので、参考にしてみてください。

ミノキシジル効果・副作用は女性にどう現れる?


女性がミノキシジルを使用した際の効果と現れ方

女性用のミノキシジル外用薬は主に頭頂部や分け目から進行する薄毛に効果があり、使用すると頭頂部付近の発毛や頭皮環境の改善が期待できます。そのため、女性用ミノキシジル外用薬の使用を続けると、頭頂部などの塗布部分から徐々に毛量の変化が現れるでしょう。

また、ミノキシジル内服薬は、男女問わず内側から作用することによって毛髪の成長を促す効果が期待できます。女性が服用した際も、内服薬の効果が発揮されると毛質の変化や毛量の増加などが実感できるでしょう。


女性がミノキシジルを使用した際の副作用と現れ方

ミノキシジルの副作用は男女共通で、主に皮膚・代謝・循環器系・精神神経系などに影響が見られます。そのため、女性でも外用薬を使用した際には塗布部分のかゆみなど皮膚の症状、内服薬では心拍の変化や多毛症などの症状が現れる可能性があるでしょう。

また、副作用とは少々異なりますが、ミノキシジル内服薬を服用すると母乳中や胎児に影響が現れる可能性があります。具体的にはミノキシジルが母乳中に含まれていた事例や、新生児に多毛症がみられた事例が海外で報告されているため、妊娠またはその可能性がある方は母子共に影響が現れる場合もあることを留意しましょう。

女性用ミノキシジルが処方可能な薄毛治療クリニック3選

ここでは、女性に合ったミノキシジルを処方してもらえるクリニックを紹介します。女性と男性では適切なミノキシジルの成分量が異なるため、処方を受けたい場合は女性の薄毛治療に対応しているクリニックをチェックしてみてください。

クリニックフォア

ミノキシジルの種類や濃度・成分量をチェック!
外用薬の処方 内服薬の処方 外用薬の濃度 内服薬の成分量
2%/7%/15% 1.25㎎/2.5㎎
クリニックフォアの女性用ミノキシジル処方プラン
発毛トライアルプランライト
(ミノキシジル内服薬15錠 1日1.25㎎相当)
オンライン定期
初月0円※1
2ヶ月目以降3,272円/月

通常1ヶ月:3,850円
発毛トライアルプランベーシック
(ミノキシジル内服薬30錠 1日2.5㎎)
オンライン定期:6,545円/月

通常1ヶ月:7,700円
※1 定期配送契約時にクーポンコード「TRY」を入力した場合のみ適用

クリニックフォアは、初診からオンライン診療でも女性の薄毛治療に対応しており、ミノキシジルをはじめとする薄毛治療薬の処方も行っています。

クリニックフォアでは、ミノキシジル外用薬(2%・7%・15%)と内服薬(1.25㎎・2.5㎎)を取り扱っており、市販されている外用薬の濃度が合わなかった方や内服薬を使用したい方でもミノキシジルを処方してもらうことが可能です。

クリニックフォアのオンライン診療では、ミノキシジル内服薬15錠が処方される「発毛トライアルプランライト」を定期配送で契約し、決済時にクーポンコードを入力すると、初月0円で薄毛治療を始めることができます。
ミノキシジル内服薬が合うのか試してみたい方や費用を抑えて薄毛治療を始めたい方は、ぜひチェックしてみてください。


クリニックフォアの概要
その他のおすすめプラン ■発毛基本プラン
(スピロノラクトン+ミノキシジル30錠+サプリ)

定期配送:17,297円/月
通常1ヶ月:20,350円
その他の薄毛治療薬 スピロノラクトン
治療薬以外の費用 診察料:無料(処方がない場合は診察料1,650円)
治療薬の配送料:550円
支払い方法 クレジットカード、デビットカード、代金引換、GMO後払い、Amazon Pay
割引特典・キャンペーンなど ・発毛トライアルプランライト(ミノキシジル15錠)定期配送初月分0円
・まとめ買い割引
・全額返金保証
オンライン診療 初診から対応
公式サイト https://www.clinicfor.life/telemedicine/faga/

スマイルAGAクリニック

ミノキシジルの種類や濃度・成分量をチェック!
外用薬の処方 内服薬の処方 外用薬の濃度 内服薬の成分量
要確認 要確認
スマイルAGAクリニックの女性用ミノキシジル処方プラン
スマイル発毛処方 内服薬:月額14,400円~

内服薬+外用薬:月額26,000円~

スマイルAGAクリニックでは投薬治療と注入治療を行うことが可能で、クリニック独自のスマイル発毛処方ではミノキシジルなど女性の薄毛改善が期待できる治療薬を患者の希望に合わせて処方してもらえます

スマイルAGAクリニックでは薄毛治療薬の処方だけではなく、ミノキシジルが配合された薬剤も選べる発毛メソセラピーの施術を受けることも可能です。
スマイルAGAクリニックの注入治療は針を使わないノーニードルメソセラピーにも対応しているので、注射の痛みが苦手な方でも施術を受けやすいでしょう。

ミノキシジルの処方や注入治療が気になる方は、無料カウンセリングで詳しく説明してもらえるためチェックしてみてください。


スマイルAGAクリニックの概要
その他のおすすめプラン ■メソセラピー(ノーニードル注入法)
初回980円
その他の薄毛治療薬 パントガール、オリジナル治療薬
治療薬以外の費用 カウンセリング・診察料:無料
血液検査:無料(施術内容によっては15,000円)
マイクロスコープ診断料:無料
支払い方法 現金、クレジットカード、医療ローン
割引特典・キャンペーンなど ・初月無料キャンペーン
・発毛治療体験
・特別モニター など
オンライン診療 初診から対応
公式サイト https://www.ams-smile.co.jp/


AGAスキンクリニックレディース

ミノキシジルの種類や濃度・成分量をチェック!
外用薬の処方 内服薬の処方 外用薬の濃度 内服薬の成分量
6.5% 2.5㎎
AGAスキンクリニックレディースの女性用ミノキシジル処方プラン
オリジナル発毛薬「リバースレディ」
(タブレットA ミノキシジル内服薬2.5㎎)
7,700円/月※1
オリジナル発毛薬「リバースレディリキッド」
(ミノキシジル外用薬6.5%)
15,400円/月※1
※1 12ヶ月コースを契約した場合の料金

AGAスキンクリニックレディースは投薬治療・注入治療・自毛植毛に対応しており、一人ひとりに合った治療法で薄毛治療を始めることが可能です。

AGAスキンクリニックレディースでは様々な種類の薄毛治療薬を取り扱っており、女性用のオリジナル治療薬にはミノキシジルが配合された内服薬と外用薬もあります

また、AGAスキンクリニックレディースの無料カウンセリングでは、問診や頭皮チェックで患者の症状を確認した上で、自分に合った治療プランを提案してもらうことができます
カウンセリングでは薄毛治療薬の適切な用法についてもしっかり説明してもらえるため、ミノキシジルの使用が不安な方や初めて薄毛治療を行う方でも疑問を解消した上で治療を始められるでしょう。


AGAスキンクリニックレディースの概要
その他のおすすめプラン ■髪を増やしたい方(内服薬2種)
15,400円/月※1
その他の薄毛治療薬 パントガール、ルグゼバイブ、オリジナル治療薬
治療薬以外の費用 診察・カウンセリング料:無料
血液検査料:無料
マイクロスコープ診断:無料
支払い方法 現金、クレジットカード、コード決済(PayPay・LINEPay)、メディカルクレジット
割引特典・キャンペーンなど ・部分モニター割
・交通費補助制度
・全額返金制度 など
オンライン診療 クリニックに確認
公式サイト https://www.agaskin-woman.jp/
※1 12ヶ月コースを契約した場合の料金
まとめ:ミノキシジルの効果について

この記事ではミノキシジルの効果や作用に焦点を当て、副作用や効果ないときの原因・対処法などについても説明しました。

ミノキシジルは市販で購入も可能で、女性が使用しても発毛が期待できるため、男女問わず薄毛に悩む方が手に取りやすい治療薬でもあります。
また、ミノキシジルの効果は自分に合った外用薬や内服薬を選ぶとより実感しやすくなるので、迷ったらAGA治療が行えるクリニックを受診するのも一つの方法でしょう。AGAや薄毛に悩んでいる方は、ミノキシジルが効かない段階まで症状が進行する前に一度相談してみてください。


参考文献
ミノキシジルの発毛作用について
一般用医薬品 : メディカルミノキシジル5%
男性型脱毛の発症メカニズムと治療戦略

 
AGA治療の知恵袋!コアサーバー